預保納付金支援事業

犯罪被害にあったら

警察

警察とは

警察とはイメージ

被害届や110番を受けた警察は、犯人を捕まえ、証拠を収集して事実を明らかにし、事件を解決するために捜査を行います。捜査の段階では、被害者の方に事情聴取や証拠品の提出、実況見分の立ち会い等をお願いすることになります。犯人の逮捕後、警察はその身柄を検察に送ります。

警察の組織は警察庁と都道府県警察の大きく2つに分けられます。警察庁とは、国の行政機関であり、国家に関わる公安や警察組織全体の調整、各都道府県警察の監督等の役割を持ちます。都道府県警察とは、各都道府県が管理する警察組織で、その地域で発生した事件を担当します。交番にいる警察官は都道府県警察に所属しています。なお、通常は埼玉県警、京都府警など各都道府県の名称がつきますが、東京都のみは東京都警とは言わずに警視庁という呼び方となります。

警察の被害者支援

警察は、被害届の受理、被疑者の検挙、被害の回復・軽減、再発防止などを通じ被害者と最も密接に関わり、被害者を保護する役割を担う機関であることから、被害者の視点に立った各種支援活動を行っています。
情報提供 被害者の方に、刑事手続の流れなど一般的な事項についてはパンフレット「被害者の手引」を配布します。また、「被害者連絡制度」により捜査の状況などについても情報を提供しています。
相談対応 被害者の方からの様々な相談に応じるために各種被害相談窓口を設置し、また心の傷の回復を支援するためにカウンセリングを行います。また、被害者の方の希望に応じて、地域警察官が被害者訪問・連絡活動を実施します。
犯罪被害給付制度 犯罪により、不慮の死を遂げた方の遺族や障害が残ることとなった方、重大な負傷又は疾病を受けた方への経済的支援を行います。
被害者の安全の確保 犯人から再び危害を加えられること等を防止するため、被害者の方の安全の確保に努めます。